2022年10月度の不動産相場・最新情報~神奈川県・川崎エリアの相場もご紹介!~
2023/01/13
公益財団法人東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)から、2022 年10月の不動産流通市場動向が発表されました。直近で不動産売買を検討されている方はもちろん、将来的にいつかは不動産を持ちたいとお考えの方も、市場の動向をこまめにチェックしておくことが大切です。
今回は、川崎エリアを含めた首都圏エリアの不動産相場を詳しくお届けしていきます。現在の市場を把握し自身にとってベストなタイミングを逃さないようにしましょう。
首都圏地域別中古マンション成約件数
では早速、首都圏地域別中古マンション成約件数について見ていきましょう。
2022年10月の成約件数はすべての地域で昨年と比べ減少が続いています。地域ごとの細かい数値は以下の通りです。
東京都
10月の東京23区では 1,366件と昨年と比べ3.1%減少し、3ヶ月連続で昨年の同じ月を下回りました。多摩地区では、286件で昨年と比べマイナス 19.4%の2ケタ減少となり、3ヶ月連続で昨年の同月を下回っています。
神奈川県
10 月の横浜・川崎エリアでは 、510 件と昨年と比べてマイナス 11.5%の2ケタ減少となり、10ヶ月連続で昨年の同月を下回りました。神奈川県その他エリアでは、 199 件と昨年と比べてマイナス21.3%の大幅な減少となり、3ヶ月連続で昨年の同月を下回る結果となっています。
☆神奈川県の新川崎エリア
新川崎エリアの中古マンション成約件数は、前年同月比マイナス34%の10件となりました。
埼玉県・千葉県
10 月の埼玉県は、332件と昨年と比べてマイナス19.8%の 2 ケタ減少となり、10ヶ月連続で昨年の同月を下回りました。千葉県では、379件と昨年と比べてマイナス 12.3%の 2ケタ減少となり、3ヶ月連続で昨年の同月を下回りました。
首都圏地域別中古マンション成約㎡単価
首都圏の地域別中古マンションにおける成約㎡単価ですが、こちらはすべての地域で昨年と比べて上昇となっています。
東京都
10月の東京23区は、103.11万円/㎡で昨年と比べてプラス 14.0%の 2 ケタ上昇となり、2020年5月から30 ヶ月連続で昨年の同月を上回りました。多摩地区では、52.35 万円/㎡と昨年と比べてプラス 13.8%の2ケタ上昇となり、2021年3月から20ヶ月連続で昨年の同月を上回りました。
神奈川県
10月の横浜・川崎エリアは、56.64 万円/㎡と昨年と比べて 6.9%上昇し、2020年6月から29ヶ月連続で昨年の同月を上回りました。神奈川県その他エリアでは、38.00万円/㎡と昨年と比べて 9.5%上昇し、2020年12月から23 ヶ月連続で昨年の同月を上回っています。
☆神奈川県の新川崎エリア
新川崎エリアの中古マンション成約㎡単価は63.45万円/㎡と前年同月(69.7)と比べて9%下落しておりますが、横浜・川崎市エリアと比較すると、12%高い数字となっております。
埼玉県・千葉県
10月の埼玉県では、39.99万円/㎡と昨年と比べて 7.2%上昇し、2020年6月から29ヶ月連続で昨年の同月を上回りました。千葉県では、36.03 万円/㎡と昨年と比べて4.6%上昇し、2020年8月から 27ヶ月連続で昨年の同月を上回っています。
首都圏地域別 中古戸建住宅成約件数
では続いて、首都圏地域別中古戸建て住宅の成約件数を見ていきましょう。
中古戸建の成約件数は千葉県と神奈川県その他エリア以外の各地域が昨年と比べ減少が続いています。
東京都
10 月の東京23区は、205件で昨年と比べてマイナス 10.1%の2ケタ減少、多摩地区では、168件と昨年と比べて 9.2%減少し、双方とも10ヶ月連続で昨年の同月を下回りました。
神奈川県
10 月の横浜・川崎エリアは、157件と昨年と比べてマイナス 11.3%の2ケタ減少となり、3ヶ月連続で昨年の同月を下回りました。神奈川県その他エリアでは、162 件と昨年と比べてプラス 16.5%の2ケタ増加となり、6ヶ月ぶりに昨年の同月を上回っています。
☆神奈川県の新川崎エリア
新川崎エリアの成約件数は、前年同月比マイナス50%の2件となりました。
埼玉県・千葉県
10 月の埼玉県は、259件と昨年と比べて7.5%減少し、10ヶ月連続で昨年の同月を下回りました。千葉県は、261件で昨年と比べてプラス13.0%の 2 ケタ増加となり、3ヶ月ぶりに昨年の同月を上回っています。
首都圏地域別 中古戸建住宅成約価格
では最後に、首都圏地域別の中古戸建住宅の成約価格をチェックしていきましょう。こちらは、横浜・川崎エリア以外の各地域で昨年と比べ上昇が続いています。
東京都
10月の東京23区は、6,129 万円と昨年と比べて3.4%上昇し、10ヶ月連続で昨年の同月を上回りました。多摩地区では、3,986 万円と昨年と比べてプラス 13.5%の2ケタ上昇となり、9月に引き続き昨年の同月を上回っています。
神奈川県
10月の横浜・川崎エリアは、4,311 万円で昨年と比べてマイナス0.8%とほぼ横ばいでありながら、7ヶ月ぶりに昨年の同月を下回りました。神奈川県その他エリアでは、3,557 万円と昨年と比べてプラス11.1%の2ケタ上昇となり、2021年7月から16ヶ月連続で昨年の同月を上回っています。
☆神奈川県の新川崎エリア
新川崎エリアの中古戸建住宅は、5,690万円で、前年同月比プラス40%となりました。
埼玉県・千葉県
10月の埼玉県は、2,611 万円と昨年と比べて9.0%上昇し、6ヶ月連続で昨年の同月を上回りました。千葉県では、2,541万円と昨年と比べ7.8%上昇し、2021年3月から20ヶ月連続で昨年の同月を上回る結果となっています。
※こちらの記事は以下を参考に執筆しました
◆公益財団法人東日本不動産流通機構
「月例報告 Market Watch サマリーレポート2022年10月度」
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202210_summary.pdf
まとめ:神奈川県・新川崎エリアの不動産情報ならCanVasへ!
今回は、2022年10月の不動産市況の動向をエリアごとに分け、前年の数字と比較しながらご紹介しました。
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