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人生100年時代!これからの住宅購入の概念が変わる!?

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人生100年時代!
これからの住宅購入の概念が変わる!?

人生100年時代!これからの住宅購入の概念が変わる!?

2023/06/02

世界トップクラスの長寿大国である日本に暮らす私たち。少子高齢化が進んでいる中、暮らしと密接に関わる「住宅」にも大きな影響を及ぼすと言われていますが、具体的にどのような影響があるのでしょうか?

日本の平均寿命は変わらず世界一

厚生労働省が2022年7月に「令和3年簡易生命表(※)」を発表しました。こちらには2021年の平均寿命と平均余命が記載されており、大変興味深い内容になっています。

 

※参考:【令和3年簡易生命表の概況】

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life21/index.html

 

この表によれば、令和3年の男性の平均寿命は「81.47年」、女性の平均寿命は「87.57年」となり、前年と比べて男性は0.09年、女性は0.14年下回りました。

 

平均寿命が対前年を下回るのは、東日本大震災の影響を受けた2011年以来となっています。とはいえ、世界的に見れば男女ともに世界一の平均寿命となり長生き大国であることに変わりはありません。寿命が長くなれば、生涯をともにする「住宅」に住む期間が増えますので、長い将来を見据えて、老後のことも考えた家選びをしたりする必要が出てきます。

これからの不動産購入に必要なこととは

国立社会保障・人口問題研究所の推計では、日本の一般世帯総数は2023年をピークに減少に向かうと言われている一方、単身世帯の割合が向こう20年で35%から39%に高まる予想がされておりますが、大幅に増えるのが一人暮らしの高齢者です。具体的には13%から17%に増えるとされており、その割合は6世帯に1世帯の計算となります。

 

これとは反対に夫婦と子供で構成されるファミリー世帯の割合は26%から23%に下がる予想です。これから住宅購入を検討されている方は、こういった時代や世帯構成の変化をしっかりと理解したうえで、自分のライフプランと重ね合わせながら不動産と向き合っていくと良いでしょう。

 

日本の住宅事情の変容を知り、見通しを立てる

そもそも、日本の住宅事情はどのような変化を遂げてきたのでしょうか。

 

一般的に持ち家志向が強いと言われている日本人。戦後、政府は公的な賃貸共同住宅の提供に尽力し、1955年には日本住宅公団(現・独立行政法人UR都市機構)を発足させて俗にいう団地を大量供給してきました。

 

団塊の世代が社会に出始めたのは高度経済成長期の後半。

各地から東京郊外に移り住み、世帯を構え子育てをする場として公団住宅は存在感を発揮しましたが、その後住宅政策は持ち家重視の政策に転換します。

バブル経済が崩壊した90年代はじめからリーマンショック危機を経て現在に至るまで、経済対策の項目には必ずといっていいほど住宅ローン優遇策が入り続けており、今もなお続いています。

 

住宅ローンの金利も低金利が続き、また税金の制度も充実していることから、持ち家志向が強くなっている反面、最近問題視されているのが「空き家問題」です。最近では、相続した家に住まない人も増えており、相続物件の放置などで日本全国の空き家数は2018年時点で約850万戸にものぼっています。

野村総合研究所は、2028年には空き家が1500万戸ほどに急増する可能性があるとの試算も発表しております。

 

これからの住宅購入は「子供たちが相続しやすい」住宅

長寿化、高齢化が進み、親が所有した住宅、不動産を相続する頃には、子供たちも60歳前後で、すでに自分の家を持っていることが多く想定されます。

相続した家に住む必要がない、ということも「空き家」を増やす要員になっているのかもしれません。

 

では、相続した家が現金化、資産化しやすい住宅であればどうでしょう?

 

内閣官房に設置されている全世代型社会保障構築会議では「住まい確保は老齢期の生活維持にとっても大きな課題になる」として空き家活動を含めた制度整備を日本政府に促しました。こうした背景もあり、2040年に向けて一人暮らしをする高齢者の住宅需要が急増していくとみられています。

 

これから住宅を購入する際には、「今の自分たちが住みたい住宅」という視点だけではなく、「子供たちが相続しやすい住宅」いわゆる処分しやすい住宅、また「高齢者などを対象とした貸しやすい住宅」といった考え方を持つこもが大切です。

 

 

まとめ:川崎市・幸区・新川崎エリアの不動産情報ならCanVasへ!

今回の記事では、高齢社会が加速する日本社会における住宅購入のあり方について解説してきました。

 

最近は、新築物件だけでなく、中古住宅やリフォーム住宅を購入する方も増えていますが、いずれにしても「後悔のない住宅購入をしたい気持ち」はいつの時代も同じです。

 

高齢化が進む現代において物件を購入するなら、新築であれ中古であれ、各家庭でライフプランを立てることは必要不可欠。年を重ねてから後悔をしないためにも、納得できる住宅選びをしたいものです。

 

新川崎を専門エリアとする不動産会社CanVasでは、住宅購入のみに限らずライフプランのアドバイスも行っています。いますぐの購入は考えていない方でも「いつかはマイホームを手に入れたい」「老後にふさわしい家を用意したい」との思いがある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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